デジタル環境でイラストや漫画制作を始めて十数年経ちますが、ずっと板タブでの作業でした。 長年Wacom製の板タブでイラストを描いていました。
Wacom製の大きめの液タブの購入を検討したところ、価格が高いのと作業スペースが足りなくて諦めていたのですが、調度こちらの液タブを使用する機会がありましたのでレビューしたいと思います。

今回液タブそのものを購入や使用するのも初めてですが、元々アナログ環境でもそこそこ描く方なので、違和感なく使えております。
まず驚いたのは、失礼ながら中国メーカー製品のクオリティはついにここまで来たのか、という点です。

とにかくコスパが凄かったです。普段はイラストと漫画用に使わせて頂いてます。心なしか板タブの時より作業速度が上がった気がします

同じ筆圧感知レベルで描き味も滑らか、ドライバにて自分の筆圧に合わせて細かく設定できます。
モニターサイズも個人的にはちょうどいいです。自分の作業スペースの関係上このサイズが最適だったのと、あまり大きいサイズだと身体的な負担が大きかったのとが理由です。
16インチの液タブの中でかなりの高スペックなんですが、もの凄く安い!

そして何より価格のお手頃さ。同じような機能を搭載するWacom製の同じサイズの液タブと比べても半分以下の価格です。

もし価格面で二の足を踏んでいる方がいましたら、迷いなくオススメしたいです。

あと、これはすべての液タブに言えることかと思いますが、左利きの方はポインタが少しずれて見えるので、キャリブレーションの設定はしっかり行った方が良いです。

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XP-Pen Artist 15.6 Proの特徴とスペック

液晶パネルには、フルラミネート技術が採用されており、鏡面とスクリーンをシームレスに組み合わせること眼にも優しい作業環境が実現された。ポインタとペン先の位置を一致させ、直感的に紙に描くような感覚での描画が可能。液晶パネルは15.6型のIPS方式、 表示解像度は1920×1080pixels、色再現領域はsRGB比で120%(88% NTSC)、178°の広視野角の設計となっている。

ペンの筆圧検知は8,192レベルで、傾き検知にも対応。ペンのストロークや手の動きを高精度で再現してくれる。ペンはのEMR(Electro Magnetic Resonance:電磁誘導方式)テクノロジーにより、充電せずに使える。

そのほかおもな仕様は、応答速度が14ms、コントラスト比が1,000:1、視野角が上下左右とも178度。

本体には折り畳み式内蔵スタンドを装備するほか、入力端子はHDMI、USB、電源となっており、付属の3in1ケーブルを用いる。対応OSは、Windows 7 / 8 / 8.1 / 10、macOS 10.12以上。

お値段が安いのでいろいろ心配していたのですが、少し触ってみたところほとんど気になることがなく絵が描けたので驚いています。

Artist 15.6 Pro特徴

表示サイズ : 15.6型(344.16 x 193.59 mm)
外形寸法 : (W)443 x (D)280 x (H)12.6 mm
最大解像度 : 1920 x 1080
視野角 : 水平178度 / 垂直 178度
液晶パネル色域 : 88%NTSC(120% sRGB)
読取り解像度: 5080LPI
最大輝度 : 250cd/m2
コントラスト: 1000:1
表示色:16.7Mを持つディスプレイは
応答速度: 14ms
アスペクト比: 16:9
筆圧:8192レベル
傾き検知機能:傾き検出±60°レベル
読み取り速度 : 266 RPS
インターフェース : 3in1のケーブル 
厚さ:11 mm
バンドルソフト : なし
対応OS: Windows7/8/10、Mac 10.10以降です。
対応ソフト:openCanvas、SAI、Clip Studio、Photoshop、GIMP、Painter等のソフトです。
Artist 15.6 Pro 日本公式ブランドサイト : https://www.xp-pen.jp/product/214.html

開封

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早速梱包箱から見ていくが、化粧箱にしっかりと包まれている。開封すると、大きなディスプレイが目に入ります。

液タブ本体、接続ケーブル、ペン、ペンケース(替え芯8本)、スタンド、日本語マニュアル、ドライバダウンロード説明カード、三本指グローブが梱包されており、パソコンさえあればすぐに始められるようになっている。

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ちなみにこれまでのXP-PENの液タブにはスタンドが含まれておらず別売だったが今回のArtist15.6 Proではスタンドが含まれている。15.6インチだとスタンドは必須。別で買うとなると5,800円するのでかなりお得に購入できる。

スタンドは角度調整はできないが約20度ほどに傾斜をつけられる。表面にゴムが配されているので滑りにくくて良い。

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フルラミネーションディスプレイで視差を改善

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画面はとても綺麗だし、大きさも趣味でイラスト描くぶんには丁度いいかと思います。

Artist 15.6 Proの画面はXP-Penが出しているタブレットでは最大サイズではありませんが、十分な大きさがあり、使いやすい広さです。

液晶は15.6インチと今日本で最も選ばれているサイズ感だ。どんなユーザーでも満足度の高い大きさで初心者の方にも大変おすすめ。解像度は他大多数の製品と同じくフルHDと十分なスペック。ちなみに欧米では10インチサイズが一番選ばれているらしい。

iPadProを目指して液晶パネルが再開発されたので、液タブ界隈で最高レベルの色味と視差を実現。

色味はワコムのCintiq 16 などの色域72%よりも高い、85%。

さらにiPadProと同じフルラミネーション加工。ガラスの厚みがゼロに近く、視差がほとんど無い。

注目すべき点は液晶ディスプレイが「フルラミネーション式」だということ。別名ダイレクトボンディング技術とも呼ばれていて液晶ディスプレイとカバーガラスを直接圧着する加工技術のことだ。この技術の恩恵はペン先と描画位置の視差が大きく改善されること。

これまではカバーガラスと液晶ディスプレイの間に空気の層があって、物理的に距離が遠かったことで視差が生まれていた。この距離がフルラミネーション技術で「0」になったので、ペンで直接描画している感覚が強くなる。

液晶画面はめっちゃ綺麗です!感動しました! 色味はメインディスプレイよりも液晶ペンディスプレイのほうが若干色が濃い目ですが。 赤青緑のどれかに偏ることもなく、メインディスプレイを見ながら調整すれば問題なさそうです。

筆圧8192、傾き検知±60対応ペンの実力

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とはいえ、ディスプレイのクオリティだけがすべてではありませんよね。アーティストが追い求めるのはバッテリーいらずのスタイラステクノロジーです。XP-Penは電磁共鳴テクノロジーの開発を進めてきました。このテクノロジーによりスタイラスが抜群の性能を発揮してくれるのです。

Apple Pencilを使ってみて比較しても、ソフトウェアで作業するときにはXP-Penの太めのスタイラスのほうが心地よいです。反応性がよく、高速で、ボタンを押すことによりショートカットも操作できるため、キーボードを操作する手間が省けます。Artist 15.6 Proはスタイラスのみに反応し、指を認識してくれません。でもこれはそれほど悪いことではなく、たまに手が当たったりしても誤動作しないので、それはそれで意外に便利なんですよね。

ペンがとても軽くビックリしました。鉛筆を持ってるみたいに軽いです。 グリップ部分がゴム素材で少し太めの設計だ。ペングリップは太く安定感もあり、ペン立ての中に替え芯があるので安心です。 描き味に関してはすらすらっとした期待通りの良い描き心地です。反応の遅延もあまりない。筆圧感知もしっかりしています。

新しく採用されたペン傾き検知だがClip Studio Paint Pro で検証済みだ。傾き検知に対応したことでペンの追従性能がさらに高くなっている。

ペン芯の沈み込みは約0.5mmほど確認できた。ワコムプロペン2よりも深い沈み込み。ワコムから乗り換えで使用する方は若干違和感を感じそうだ。ペンの沈み込みについて、私は気になりませんでした。

セットアップも超簡単

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wacomのドライバはアンインストールしてから、新しいドライバをインストール。ドライバーは公式サイトよりダウンロードします。設定は日本語の説明書が付属しているので、それに従えば楽々設定ができました。 wacomのドライバとは相性が悪いらしく、共存させることはできませんでした…

まずは最初に、キャリブレーション(位置の調整)が必須だなと感じました。初期設定のままだと結構ズレがあったので。画面調整がラク。サイドキーの一番下長押しでディスプレイの照度やなんやを調整できます。よくあるパソコンのモニター調整と同じ感じでOK。

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本体左側に8つのファンクションキーとダイヤルを回して調整できるラジアルキーが搭載されている。好みのワークスタイルに合わせたカスタム設定で、より多くの操作を指先で行えるようになった。円形ダイヤルインターフェースでは、カンバスの拡大縮小やスクロールの上下など、さまざまな設定ができる。 現時点で液タブ本体に回転させて調整できるラジアルキーを搭載しているのはこの機種だけ。回すとカチカチと音がして、回した感覚がはっきり伝わってくるタイプのキー。

拡大縮小、回転を直感的に操作できて非常に便利だった。指を滑らせるタイプのタッチ式よりも感度がしっかり伝わり微調整もしやすく評価できる。

本体側のインターフェイスはUSB Type-Cのみ。パソコン側に必要なのはUSB Type-Aと映像HDMIケーブルだ。

赤色のUSBは電源供給なのでコンセントアダプタへつなげる。さらに、電力が足りればパソコンのUSBポートに直接接続することも可能。自分のノートパソコンでは無事にUSB接続で電力供給が可能だった。

つまり液タブ本体とパソコンとの接続だけで事足りるので持ち運びが非常に便利。外出先でコンセントを探さなくてもノートパソコンだけで完結できるので使い勝手がぐっと広がった印象だ。

【書き味】

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ものすごくいいです!本当に描きやすいです!思ったところに線が描けます!
個人的感想ではありますが家電量販店のデモ機でさわった国内メーカーのものより。
充電不要とのことでいつでも安心して使えます。
ペンの重さも重すぎず軽すぎず、個人的には描きやすく思いました。
筆圧不透明度や入りぬきもキレイに入るので感動しました。
画面とペンのズレもほぼなく、ショートカットボタン以外はデフォルトで使っています。

描き味に関してはすらすらっとした期待通りの良い描き心地です。筆圧感知もしっかりしています。使ってみた感想ですが、とてもスラスラ描けるので、板タ

私が気にしていたのは「実際に絵の仕事で使えるか」というところだったのですが、板タブなんかで描くよりは柔らかく自然なタッチになったので、早く買っとくべきでした。

早く描いても線が途切れたりしないし、ペンの入り抜きや細かい描画もちゃんと捉えてくれたので、お絵かきで大切なところはしっかり抑えてる印象です。

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【総合】

板タブからの移行で液晶タブレットデビューとして本製品を購入いたしましたが
購入して本当によかったと思います!
キレイに描けますし、直に描けるのってスゴイ!世界が変わりました。
これなら長時間作業しても従来より疲れなさそうです。
趣味程度だからこの価格帯のものでいいかーと思って決めたのが
接続には苦労したものの結果的に大正解で本当にいい買い物ができたと思っています。
以前はWacomの板タブを使用していましたが、イラストを描くなら、液タブの方が断然便利です。
また、Wacomの製品よりも安価で購入することができるので、液タブを気軽に楽しめます。
Artist 15.6 Pro公式店 :https://www.storexppen.com/buy/artist-15_6pro.html
本当にこれはオススメですよ。